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ロバート・デ・ニーロ、 第64回カンヌ国際映画祭審査員長



2011年5月11日から22日まで開催される第64回カンヌ映画祭では、米国人俳優で、映画監督・プロデューサーでもあるロバート・デ・ニーロが、審査員長を務めます。

このオファーを承諾したとき、ロバート・デ・ニーロは次のように語りました。「世界で最も長い歴史を持ち、最高の映画祭であるカンヌ映画祭は、私にとってまたとない素晴らしい機会です。」

また、カンヌ映画祭主催者は、ロバート・デ・ニーロを審査員長に指名することにより、2011年に第10回を迎えるトライベッカ映画祭の共同創立者でもある彼への敬意を表したいと考えています。ニューヨークを愛することでよく知られるロバート・デ・ニーロは、1989年、マンハッタンにトライベッカ・フィルム・センターを共同設立し、2002年にはトライベッカ映画祭を共同開催しました。この映画祭の姉妹映画祭は、ドーハで開催されます。

「トライベッカ映画祭とドーハ・トライベッカ映画祭の共同創立者として、私は審査員には多大な感謝の念を抱いています。審査員は、業界最高レベルの映画祭で上映される映画の中から作品を選ぶという重要な役割を務めます。そして、このような映画祭が世界各地の映画コミュニティを結びつけ、文化的な影響を与え続けていくのです。」と付け加えます。
「1980年代にも審査員長を2回務めましたので、自分にとっても、他の審査員にとっても、この任務は簡単ではないとわかっています。しかし、今年のカンヌ映画祭で審査員長を務めることを非常に光栄に思い、また大変嬉しく思っています。

同年代の俳優の中で最高の俳優として認められているロバート・デ・ニーロは、徹底して役になりきる優れた才能を生かし、スターとしての息の長いキャリアを築いてきました。画家の息子であるデ・ニーロは、ニューヨークのグリニッジ・ビレッジで育ち、ステラ・アドラーのもとで学びました。マーティン・スコセッシ監督の『ミーン・ストリート』(1973年)とコッポラ監督の『ゴッドファーザーPart II』(1974年、アカデミー助演男優賞受賞)で一躍有名になり、1976年に『タクシードライバー』でパルムドールを受賞し、スターの座を獲得しました。その後も次々と数多くの名作映画に出演しています。ベルナルド・ベルトリッチ監督の『1900年』(1976年)、エリア・カザン監督の『ラスト・タイクーン』、マイケル・チミノ監督の『ディア・ハンター』(1978年)、セルジオ・レオーネ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984年)、ブライアン・デ・パルマ監督の『アンタッチャブル』(1987年)、マーティン・スコセッシ監督の『グッド・フェローズ』(1990年)と『カジノ』(1995年)、テリー・ギリアム監督の『未来世紀ブラジル』(1995年)、マイケル・マン監督の『ヒート』(1995年)など、その他多数の作品があります。
1980年には、マーティン・スコセッシ監督の『レイジング・ブル』(1980年)でアカデミー主演男優賞を受賞しました。

カンヌ映画祭には8つの作品で参加したことがあり、そのうち2作品はパルムドールを受賞しています。それらの作品とは、『タクシードライバー』(1976年)と、ローランド・ジョフィ監督の『ミッション』(1986年)です。

ロバート・デ・ニーロは、高い評価を得た初の監督作品『ブロンクス物語/愛につつまれた街』(1993年)をシュルレアリスト画家の父に捧げています。2006年には、2作目の映画『グッド・シェパード』を監督しました。
最近の大ヒット・コメディ、『アナライズ・ミー』(1999年)と『ミート・ザ・ペアレンツ』(2000年)には続編も制作されており、昨年12月に公開された『Little Fockers』は、現在フランスで絶賛上映中です。