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Nanni Moretti、第65回カンヌ映画祭の審査員長に

 

Nanni Morettiが2012年5月16日から27日に開催される第65回カンヌ映画祭の審査員長を務めます。

審査員長の招聘に応じ、イタリアの俳優にして監督のNanni Morettiはこう表明しました。「世界でもっとも名高い国際映画祭の審査員長を務めることは喜びであり、名誉であり、そして重大な責任を伴います。この映画祭はつねに注意と敬意を払って映画について考えてきた国で開催されます。

映画監督として、いつでも興奮を覚えながら自分の作品をカンヌ映画祭で発表してきました。また、第50回の映画祭で審査員としての経験を得たことを幸福に思っています。私たち審査員は配慮と情熱を持って、全ての作品を鑑賞し議論を交わしました。
観客としては、幸運にも若い頃と同じ好奇心を維持しているので、現代の世界の映画を旅することは私にとって大きな恩恵なのです。


Nanni Morettiは1953年にイタリア、ブルーニコに生まれました。いくつかの短編作品を手がけた後、1976年に処女長編作品, 『Io Sono un Autarchico (Je suis un autarcique) 』を製作、1978年には 『Ecce Bombo』 でカンヌのコンペティションのオフィシャル セレクションに登場します。

世界の映画界はすぐに辛辣なユーモアと現代社会の緻密で政治的な分析を持つ若き映画人を評価します。彼の作品はしばしば世界中の映画祭で受賞を果たします。  Sogni d’Oro (1981年)』はベネチア映画祭で審査員特別賞を獲得、『La Messa è finita (La Messe est finie)』 は1986年にベルリン映画祭で銀熊賞を授与されます。
進化し続ける監督、原作者でもあり、完成したアーティストとして、Nanni Morettiは人々を驚かせ続けます。1994年にカンヌ映画祭のコンペティション部門で『Caro Diario (Journal intime) (監督賞受賞)を発表、『La Stanza del figlio (La Chambre du Fils) 』は2001年にパルムドールに輝き、素晴らしい興行成績をあげました。そして、シルヴィオ ベルルスコーニ時代のイタリアの政情不安を毅然な態度で確信を持って公然と批判する作品 『Il Caimano』 (Le Caïman- 2006年) も私たちを驚かせる作品でしょう。

そのほとんどの作品中で象徴的な役を演じるMorettiはTaviani兄弟の『Padre Padrone』(1977年)にも出演し、さらに、LuchettiやMazzacurati、またCaloprestiの作品にも出演しています。監督に加え、プロデューサーと配給者も務め、1986年にSacher filmプロダクションを設立し、1991年にはローマに映画館Nuovo Sacherを開館、世界中の名作を上映しています。1996年からは短編作品のための映画祭« Festival Sacher »を運営しています。

カンヌ映画祭には6作品を出品、昨年発表された『Habemus Papamは好評を博しました。

Gilles Jacobは招聘に応じた新審査員長をこんな言葉で歓迎しています。「1978年の私の映画祭参加直後からスーパー8の作品である 『Ecce Bombo』をコンペティション部門に出品すると決めたとき、Nanni Morettiはすぐに大物になるだろうと予感していたんです。実際にそうなりましたし、この長期間にわたる愛情のこもったコラボレーションを嬉しく思います。

一方、Thierry Frémauxはこう述べています。「ヨーロッパの審査員長と一緒に開催第65回を祝うことが映画祭の願いでした。血気盛んで、現代的で、知的な作りのNanni Moretti作品はこの30年間に映画が生み出した最高のものを表現しています。世界と時代をとらえながら、映画の約束を存続させるために彼の作品はたゆまぬ創造を続けています。

 

 

もっと詳しく:

 

> 映画監督であり、俳優でもあるNanni Morettiのフィルモグラフィー

 

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